イイナヅケ号のこと。

イイナヅケ号が2018年2月22日付で登録抹消となった。
私がこれを知ったのは26日の15時45分*1、登録抹消されてから4日も経ってからのことだった。
しかも知るきっかけというのもTwitter上で「イイナヅケ」と検索したからというお粗末なものだ。
こんな形で登録抹消を知るだなんてファンとしてどうなのだろうか?
不甲斐なさすぎて自分でも乾いた笑いが出てしまう。

この際だからイイナヅケ号についての個人的な思い出話を……と思ったのだが、下書きしていたらあまりにも長文になることに気付いてしまった。
ということで、現地観戦した時の写真を色々と載せていこうと思う。



2016年7月16日㈯ 中京2R 3歳未勝利 *2
イイナヅケ号と私が初対面することとなったこのレース。
1番人気を背負う中、結果は7着。
個人的には若干の不利を受けたように見えて、モヤッとした感情を抱きながら溜息を吐き続けた。



2016年11月23日㈬ 笠松4R 善隆&結衣ウェディングカップ *3
これが私にとって人生初の地方競馬場での現地観戦だった。
単勝1.1倍という中央ではほとんど見ないようなオッズの中、5馬身差をつけて圧勝。
この時私はジャスタウェイ号のタオルを抱きしめながら「おめでとう」と呟いたのだった。



2017年6月16日㈮ 笠松9R 付知峡特別 *4
この日は大和屋暁オーナーがいらっしゃるということで、学校をサボって笠松に()
3番人気で3着という普通の結果。
まぁ生で大和屋暁オーナーの姿を見れたし、別に結果はいいのである。


2017年12月2日㈯ 中京2R 3歳上500万下 *5
イイナヅケ号に会うことができた最後のレース。
笠松から中央へと移ったことも影響してか、以前のような力は発揮できずに13着。
だが無事に帰ってきてくれただけで何故か涙が出そうだった。

イイナヅケ号の存在を知り応援してきて早3年半以上。
ファンレター*6やリボン*7、横断幕*8……これらを通して私のイイナヅケ号を想う気持ちは少しでも伝わっていただろうか?
相手は馬だしそんなのを確認する術はない。
でもとにかく、この私の気持ちは本物でしかなかったのだ。
それはこれからもずっと同じだろう。
競走馬のイイナヅケ号も、繁殖馬としてのイイナヅケ号も、私にとっては唯一無二の存在でしかない。

これから繁殖入りを迎え、母になるイイナヅケ号。
競り落とされた時の計画*9通り、ジャスタウェイ号との子どもを宿すのだろうか?
それとも別の牡馬との子どもを宿すという、まさかまさかの展開になるのだろうか?
こうやって考えれば考えるほど夢というものは広がっていく。

イイナヅケ号。
本当に本当に、今までお疲れ様でした。
そして、今までありがとうございました。
これからもずっと大好きです。